こんにちは、推しごと調査隊のひろりんです。

このところ、歓送迎会が続き、お酒を飲む機会が多い私たち。ビジネスマンの皆さんはいかがお過ごしでしょうか。歓送迎会以外にも、取引先との接待や季節ごとの会食など、仕事上のお付き合いは避けては通れませんよね。ついつい飲みすぎてしまうお酒は、二日酔いによる頭痛や食欲不振にもつながる少々、厄介な存在。

今日は、二日酔いに最適！メキシコ料理「メヌード」がおいしいお店を紹介します。

 

1.メキシコ料理「メヌード」とは

メキシコは、毎週末のように誕生会からホームパーティに至るまで、数えきれない程のパーティー（フィエスタ）が開催され、音楽やダンス、食事にお酒を楽しむ陽気な国。そんなお国柄の皆さんに愛されるスープ、それが「メヌード（Menudo）」。結婚披露宴後にふるまわれる伝統的料理であり、二日酔いに効果的なスープだ。

 

メキシコ料理といえば、ハバネロやハラペーニョを使った辛い料理が多く、とうもろこしを潰して生地にしたトルティーヤで具材を包んで食べるタコスやブリト―（厳密には、具材を載せて2つ折りにする料理がタコス、具材を包む料理がブリト―）はコンビニでも見かけるほど有名な料理だろう。

一方で、メキシコ料理店を訪問せねば出会うことのない「メヌード」は、玉ねぎ、にんにく、オレガノ、唐辛子などのスパイス類をベースとした赤いスープ。牛の胃袋（ハチノス）がじっくり煮込まれ二日酔いの朝にピッタリ、日本でいう、しじみのお味噌汁的な存在である。

 

ハチノスは、タンパク質やコラーゲン、ビタミンB12、亜鉛など美容効果のある栄養素が含まれ、特にビタミンB12はDNAの生成や神経、血液細胞を健康に維持する効果、体内で作り出すことができない亜鉛は新陳代謝の活性化、免疫力向上につながる効果があることから、疲労予防にも最適な食材だ。

 

今日は、美容や健康維持も気になるけど…とかく、お酒大好き！編集部が体を張ってメキシコ料理店で各種アルコールと初「メヌード」に挑んでいく。

 

 

2.メキシカンバルEL CARACOL（エルカラコル）へ

 

本日お邪魔するメキシコ料理店は、メキシカンバル エルカラコル。“カラコル”はスペイン語で、かたつむりの意。お店の方に聞くと「かたつむりのようにじっくりやっていこう」と、お店の名前を決めたんだとか。

白を基調としたお店はカラフルな装飾とメキシコの調度品が飾られており、かわいらしい雰囲気。デートにも女子会にも外国人の友人を連れてくるにも良いお店だろう。

今日のお酒は、テキーラをショットで……

なんて酒豪はいないので、女子会らしく

ピニャコラーダ、モヒート、テキーラサンライズで、乾杯！！

お料理は、もちろん「メヌード」をオーダー。

メキシコ料理らしくトルティージャをチョイス。ファンが多いメニューらしく期待が高まる。10分ほどで到着した「メヌード」がこちら。

「めっちゃ、イイ匂い…！！」

どの食材とも特定し難い芳醇な香りがテーブル一帯に漂う。お好みでと添えられた香辛料は、左からライム、パクチー、オレガノ、チリペッパー。

ラスタカラーの布にくるまれた ほんのり温かいトルティージャが、異国情緒感を後押ししてくれる。

なるほど、スープとして楽しむだけじゃなく、具材を包んで食べるのね？

でも、まずはスープのままいただいてみようじゃないの。

「うめぇ（むにゅむにゅ…）！！！！」

ハチノスは、牛の第二胃。胃壁がまるで蜂の巣のように六角形が並んだ形になっていることから命名されたその部位は、ややグロテスク。でも、味わいや食感は抜群にウマい。

 

これで、滋養強壮系スープっていうんだから最高じゃないか。

 

しかも、説明書きには数種類の唐辛子で出汁をとったスープとあるのに、スープ自体はさして辛くない。辛い物が苦手な人でも普通に食べられる！

 

続いて、タコススタイルでいってみよう。

こちらは、香辛料ぜんぶ載せしてスパイシーかつ香り高くいただきます。

「ウマい！けど、チリパウダーはかけすぎ注意だね（悲鳴）」

トルティージャは食べる前にフライパンなどで軽く温めて食べることで柔らかくなり、とうもろこしの香ばしさも楽しむことができるらしい。うーん、でも、トルティージャはあってもなくても、どちらでもいいな。

 

せっかくなので、他の料理も頼んでみよう。

 

こちらは、入荷日限定メカジキのライムセヴィーチェ。

この酸味はライムなの？思いのほか酸っぱくて、甘いお酒で口直し。香草類と具材が絡み合って、酸っぱウマい！

 

続いて、スアデロ（牛のコンフィ）のタコス。

スアデロは、牛肉の腹部と脚の中間部分の肉を薄く切ったもの。筋張った見た目によらず、柔らかい食感。

緑色のハーブ？のソースはかけてもかけなくても、スアデロそのものがほろほろに煮込まれていておいしい！！生粋の日本人の私。「これ、ご飯に載せて食べたくなる！」

 

お次は、ナチョス。

トルティーヤチップスの上に、チーズ、チリコンカルネ、ワカモーレ、サルサ、サワークリームが載った一品。

「あかんー！これも、白米ほしくなるやつやぁ（涙目）！！！」

チリコンカルネがウマすぎるのね。ちなみに、ひき肉と豆をスパイシーに煮込んだチリコンカン（メキシコ料理由来のアメリカの郷土料理）をスペイン語でチリコンカルネというようで。

 

他にも、イカフリット“カラマリ”

ムール貝のテキーラ蒸し

などなど注文し、お腹いっぱいになった一同。

この日、我々はメキシコ料理といえば「タコス」ではなく「メヌード」と叫んでいくことを誓った。

 

3.総評

二日酔いに最適といわれるメキシコ料理「メヌード」。クセのない味わいは万人向けのスープだった。法的に「メヌード」の効果のほどは語れないが、少なくとも連日、お酒を飲む機会が多い私たちの体調は快調だ。

ところで、しじみの味噌汁は、お酒を飲む前と飲んでいる最中に食べると二日酔い防止に良いといわれている。確かに、二日酔い対策ドリンクは飲酒前に摂取して、悪酔いや二日酔いを予防してくれると聞く。ということは「メヌード」も同じ…？なんて期待しすぎず、そもそも、二日酔いするほど飲みすぎないことが大事だと思われる。

ビジネスマン講座に集う皆さんも、お酒はほどほどにー！

今回ご紹介したお店の情報はこちらから。

 

以上、【二日酔いにピッタリ！メキシコ料理「メヌード」って、知ってる？】と題して新宿にあるメキシコ料理店にお邪魔しました。「メヌード」が気になる方も、そうでない方も、美味しいメキシコ料理と豊富なお酒が待っていますので、ぜひ、お店に足を運んでいただきたいと思います。

 

こんな記事、読んでないで ＃仕事しろ
推しごと講座はまた、次回。お楽しみに！

おしまい