会議の重い空気を突破せよ!【箱の中身はなんだろな選手権(志なの路編)】

「今日の議題は重いな…」
「どんな会話から始めようか?」
「アイディアが出ず行き詰まってしまった!」

 

会議、研修、打ち合わせなど人が集う場面において、ビジネスマンの悩みは尽きない。

そんな悩みを解決すべく、我が編集部が総力を挙げ見出した、その名も【顔探し選手権】改め【箱の中身はなんだろな選手権】。

 

「なんだ、それは」と侮るなかれ。

この取り組みは、目標達成に積極的な意見を求めたい上司が、物静かな部下に発言させるための起爆剤になる(かもしれない)重要な挑戦である

 

第9回は和菓子、志なの路をお届けする。

 

1.両口屋是清の季刊誌 いとをかし

こんにちは、起立編集部です。

第9回箱の中身はなんだろな選手権にノミネートされたお菓子は、1634年、江戸時代創業の両口屋是清さんの和菓子、志なの路(お店のHPはこちら)。

両口屋是清さんのご出演は、3回目。実は、なぜ、私たち東京人が名古屋銘菓を推すかというと…

ジャジャーン!

数年前まで、和菓子のみならず、誇るべき日本文化への想いを「とても趣がある、興味深い」という意味の古語「いとをかし」の言葉にのせ、年4回季刊誌を発行されていたのです。

しかも!

両口屋是清さんへの愛と、日本の歴史や文化への愛が、水前寺公園の湧き水のようにあふれ返る編集部が、恥を忍んで連絡してみたところ、在庫の許す限りのバックナンバーが送られてきました。しかも、広報の近藤さんの直筆レター付きで!

 

い、いいんですか?

4つの封筒に各5冊ずつ合計20冊の季刊誌は、冊子そのものが綺麗で、どの頁を手繰っても趣きがあり、自ずと背筋が伸びる一冊。

チームの皆で回し読み&熟読中…。

「めちゃくちゃ、しびぃー!」

和菓子職人さんの語りや、季節ごとのお菓子の繊細さ、美しさ、奥深さに触れ和菓子文化を通して、日本文化を感じることができる季刊誌。叶うならば、初回2008年4月号 創刊 餡の系譜 から読みたい!めちゃくちゃ、渋いよ、痺れるよ!!

 

顔探し選手権に始まり、お菓子想像選手権、箱の中身はなんだろな選手権と、ふざけているようで、実は誰よりも真剣に和菓子やお店の歴史を探求してきた私たち。物事の背景を知り、目の前の菓子を楽しむとは、まさに、いとをかし。

 

合理的かつ端的に情報収集ができるようになった昨今において、発行者の想いの丈が詰まった季刊誌を、手に取り愉しむ情緒的時間は至福のひと時。丁寧に生きることを再認識させられました。

 

*****

 

さて、そんな両口屋是清さんへの感謝の気持ちを胸に、今日は、いつも以上に自由闊達な意見交換を目指していこう。

 

2.【箱の中身はなんだろな選手権】志なの路編

第9回【顔探し選手権】改め【箱の中身はなんだろな選手権】

今日は「志なの路」という、歴史ある、名古屋銘菓が選ばれた。

 

役者は揃った。

 

ルールは、ただひとつ。

箱の外観から中のお菓子がどんな形状、食感のお菓子なのかを想像し、イラストにおこしコメントを述べること

今のところ、審査委員長は不在なので各々フリースタイルで実践していく方針である。

 

本日の主役のお目見え。

両口屋是清「志なの路」

「旅まくら」という菓子とセットになっており「旅まくら」については、前々回、第7回大会で好評だった昭和天皇陛下も喜ばれたとされる和菓子だ。果たして、今回の「志なの路」はどんな和菓子なのだろうか。

 

原材料は以下。

「旅まくら」と違うのは、ベーキングパウダーが入っていることぐらいだろうか。原材料はほぼ変わらない。

 

「ベーキングパウダーって膨らし粉でしょう?ってことは、旅まくらよりフワフワなのかなあ…?」首を傾げる、おはなちゃん。

 

「信濃の路は険しいって言うからねぇ」ぼそりと編集長がつぶやく。

 

「そうすると、これらのお菓子がセットになっているということは、信濃への道中(=志なの路)で立ち寄った宿、その宿の枕(=旅まくら)で休養する的なイメージだったのかな?ほら、箱のイラストも宿が描かれてるし!」珍しく、まともな推理をする、ひろりん。

 

「ほんとだ!その線はアツいですねぇ!!信濃の路かぁ…。やっぱり、北アルプスの山々に囲まれた場所なんでしょうねー」KENSUKEも今日は冴えている。以前、同じく両口屋是清さんの餡菓子「をちこち」を手に、箱を振って、かちこちな形状を捉えようとした浅はかな言動は封印したようだ。

 

えへへ。

 

うーむ。

 

うん、いいかも。

 

各自、描き上げたイラストがこちら。

 

(エントリーNO.1 おはなちゃん)

見た目はシュークリームのようなちょっと不格好な皮なイメージですね。意外と道には、掛かってなかったりして…!

(エントリーNO.2 編集長)

そう?オレはもう、路って謳うぐらいだから、もう潔く道を表現したよ!

(エントリーNO.3 ひろりん)

私は逆に、シンプルに真っ直ぐな道をイメージしたよ?

(エントリーNO.4 KENSUKE)

発想が安易だなあ!膨らんで割れたところが、山あいの道に見えるってところが粋じゃないですか?

KENSUKEが妙に説得力ある意見を述べている。

 

それでは、お待ちかね…

\正解発表/

両口屋是清 志なの路

どこかなつかしさを想い出すような味わいと砂糖引きをほどこした香ばしい玉子皮が特徴の焼菓子。

商品説明・写真はお店のHPより引用

 

「ほう、旅まくらと似た雰囲気だね?味はどうだろう?」

 

「きっと、この白い飾りは山々の雪を表していますね」未だ、北アルプス説を唱えるKENSUKE。

 

「シンプルイズベストな味わい、美味しいですね!」断面を見せてくれるおはなちゃん。

こうして、編集部は、会議の重い空気を突破する新企画を生み出したのであった。

3.総評

【箱の中身はなんだろな選手権】第9回、志なの路編、総評。

 

両口屋是清さんで販売されている和菓子「志なの路」をめぐり、さまざまに意見交換をした私たち。

今日は、商品名や原材料、重量、外箱の形状からさまざまに推理を働かせ、箱の中身を予想したことにより、自由闊達な討議ができることを検証した。また、両口屋是清さんのご厚意で送ってくださった「いとをかし」は、約400年の歴史ある老舗和菓子屋の誇りの中に、責任や使命感すらも感じる季刊誌で、何度でも読み返し後世に語り継いでいきたいものであった。

 

会議のマンネリ化や企画出しに悩むビジネスマンの皆さんは、ぜひ【箱の中身はなんだろな選手権】を取り入れてみてはいかがでしょうか。

こんな記事、読んでないで #仕事しろ

また、次回。お楽しみに!

おしまい