スリランカカレーはお好き?【スパイス食堂】が爆速で提供していた件
推しごと講座

こんにちは、推しごと調査隊のひろりんです。

日々、忙しい皆さんはどんなご飯を食べていますか?
ビジネスマンの皆さんは、仕事に追われて、ついつい手軽なコンビニご飯やレトルト食品に頼りがち。だけど本当は…

「健康診断の結果がイマイチ。実は、健康に気をつけないといけない」
「忙しいからor疲れているから、できることなら料理の提供が早いお店に行きたい」

なんて声が聞こえてきそうですね。

今日は、そんな皆さんに朗報!編集部が近隣住民のタレコミ情報を元に、爆速で提供されるカレー店をレポートしてきました。

 

1.スリランカカレーとは?

スリランカカレーを語る前に、まずは日本のカレーについてかいつまんでお話してみる。
日本でカレー(カレールウ)として販売されている商品は、炭水化物、特に小麦粉の糖質、動物性油脂の脂質が多いのが一般的である。カレールウの成分の30%以上が脂で、さらにそのルウをご飯(白米)にかけて食べると聞けば、自ずとカレーという食べ物が高カロリーな料理であることは想像できる。
カレーに入れる食材として代表的なジャガイモや人参といった野菜の類は煮崩れのしにくさや、彩りといった意味では重要な役割を果たすが、糖質が高く、甘みをもたらす玉ねぎも同様に糖質が高い野菜である。そもそも、ビタミンやミネラル、食物繊維が多い食材の代表である野菜に含まれる糖質を、一概に良い悪いと断じるものではないにせよ、諸々の組み合わせとしてカレーという料理は、やや炭水化物色が強い。

つまり、日本のカレーはダイエットには不向きな上に、栄養価的にも健康食とは言いづらいのである。

一方で、近年、人気のスリランカカレーはというと、小麦粉を使っておらず脂も少なめ。一皿の上に何種類も副菜がのっていて、栄養バランスもgood。スリランカカレーの特徴として、ココナッツミルクをベースにしていることからスープのような液体状でサラッとした軽い口当たりであること、味の決め手となるトゥナパハというミックススパイスは何種類ものスパイスを組み合わせたもので、家庭やお店によって味が違うことが挙げられる。他にも、日本人にも親しみやすい出汁の風味や独創性あふれる色鮮やかな見た目なども、ブームの要因と考えられる。

「健康に注意はしなきゃいけないけど、なかなかそんなこと考えてもいられない……!」そんな多忙を極めるビジネスマンの皆さんにとって、スリランカカレーは最強のバランス食のひとつと言えるだろう。

2.スリランカカレー「スパイス食堂」

ここまで、日本のカレーと比較してスリランカカレーについて語ってきた。しかしスリランカカレーといっても、お店によってさまざまな特徴がある。前述したように、スパイスの組み合わせはもちろんのこと、ベースや副菜に至るまでお店独自のこだわりがある。

今回、ご紹介するのはスリランカカレー「スパイス食堂」。こちら四ツ谷店、五反田店、渋谷道玄坂店と、東京都内に3店舗を構えるカレー店(写真は、四ツ谷本店)。

お店の特徴は“マゼ(混ぜ)るカレー”であること。そして、ベースとなるパリップというスリランカの豆カレーは、油脂たっぷりの日本のカレールウとは対照的に、低カロリーで罪悪感のないカレーであること!!!!

店内、テイクアウトどちらの場合も注文は、お店の外にある券売機にて。※現金のみ

チケットを持って入店すると、キッチンと路面に向き合う形でカウンター席が10席ほど。狭い店内は込み合っており、テイクアウトの注文は店外で待つことを強要される(笑)。

『スパイスは食べる漢方』と謳うだけあって、スパイスカレーの美味しい食べ方が至るところに掲示されている。こちらのカレーに含まれる約10種類のスパイスが抗酸化作用や代謝促進、美肌、疲労回復、便秘予防、肝機能の強化代謝などの働きをしてくれる。ビジネスマンどころか、幅広い世代におすすめしたいカレーだ。

さて、現在の時刻は午後12時18分。

「お待たせしましたー!」と声がかかり、時間にして1-2分で受け渡し完了。ちょうど良いタイミングで入店したこともあって一瞬にして帰路についたが、混んでいても5分も待てば料理を提供してくれて、忙しいビジネスマンや働くママにとってかなり有難いスピード感。

さて、上手に持って帰ったつもりが少しこぼしてしまったパリップカレーがこちら。

※深い容器ではなさそうなので、持ち運びにはご注意を

食べ&混ぜやすくほぐされた鶏肉がたっぷりのチキンカレー。

ポークカレーの豚肉は、サイコロ状だ。

いずれも、パパダム(地域により呼び名が変わる)という主に南アジア、インドの伝統料理で豆と米で作ったお煎餅と、お店独自の香り追いスパイスが付いてくる。

蓋を開けるとより一層、スパイスの香りが部屋中に漂う。これに香りスパイスを惜しげもなく振りかけ、店内提供を真似てパパダムをお皿の真ん中に突き刺し、いざ、実食!

人参と三つ葉のサンポール、紫キャベツのピクルスが茶色くなりがちなカレーを美しく彩っている。サンボールは刻んだココナッツの風味がして、あまり日本で馴染みある味わいではない。こうして添えられた生野菜がシャキシャキの食感と味わいの変化を生み出し、油たっぷりのドレッシングがかかったサラダを食べるより断然ヘルシーでカレーとの相性も良い。

パパダムはきっとパリパリとした食感を楽しむものなので、あまり細かく割りすぎず、水分が多い箇所からは避難させておくと良さそう。

奥にいるジャガイモとインゲンのカレーは、カレー風味でこれが一番、王道のカレーらしい味がする一品。

ちなみに、ご飯はジャスミンライス。パラパラとした食感と、華やかな香りがして、これだけ口に含むと甘みが広がる。ジャスミンティーは緑茶などの茶葉にジャスミンの花の香りを吸収させたり香料をつけたりしたものだが、ジャスミンライスは米そのものに含まれる成分が香っているらしい。

実は、ここには何度も通っていて店内飲食も経験済み。いずれにせよ着席さえできれば料理の提供は早いので、店内飲食もおすすめ。カレー屋さんやラーメン屋さんなど、回転が良さそうに見えて実はそうでもないってパターンが時々あるので、平均的にいつ行っても5分程度で「いただきます!」ができるのは、せっかちさんにもおすすめ。

カレーと一緒に出てくるお茶が香ばしさだけでなく、ほんのり甘さを連れてきてくれるので、スパイスを楽しんだ後のホッと一息にぴったり。
小食な方は、ハーフサイズをどうぞ♪

3.総評

今回はスリランカカレーのお店「スパイスカレー食堂」に突撃取材してきました!

オーナーの佐々木さんは、数店舗の飲食店経営を手掛けながらスリランカに日本語技能学校を設立した実業家で、日本在住スリランカ人の働く場としてこちらのお店を開業したそう。スリランカカレーの特徴はなんといっても旨味調味料や油、小麦粉を使わず、野菜とスパイスを使ったヘルシーさ。こちらのお店は、スリランカ航空グループシェフが監修する、スリランカ・キリバスゴダにあるスパイスカレー食堂LABO・緒里美日本語学院の全面的な協力を得て、本場の味を再現しているとのこと。

 

おまけに、ほとんど待たずに提供してくれる有難さったらない!ビジネスマンや働くママ、せっかちさんにぜひ、おすすめしたいカレー屋さん。これはひとえに企業努力と思われるので、今後もがんばっていただけると嬉しいなー!
ちなみに、モーニングカレーはちょっと割安で食べられるので朝カレーにもどうぞ

今回ご紹介したお店の情報はこちらから。

スパイスカレー食堂 四ツ谷店
住所
〒160-0004
東京都新宿区四谷2丁目9-15
営業時間
8:00~15:00/17:00~20:00(平日)
※モーニングカレーは8:00-11:00(10分前ラストオーダー)
11:00~20:00(土日祝)
※100食売り切れ次第閉店
電話
080-9801-0843
アクセス
JR四ツ谷駅より徒歩6分

以上【ビジネスマンの味方、爆速で提供されるカレー店に潜入!】をお届けしました。
今回は新宿区にお邪魔しましたが、新たな場所、ジャンルもご紹介していけたらと思っています。

こんな記事、読んでないで #仕事しろ
推しごと講座はまた、次回。お楽しみに!

おしまい