会議の重い空気を突破せよ!【箱の中身はなんだろな選手権(旅まくら編)】
「今日の議題は重いな…」
「どんな会話から始めようか?」
「アイディアが出ず行き詰まってしまった!」
会議、研修、打ち合わせなど人が集う場面において、ビジネスマンの悩みは尽きない。
そんな悩みを解決すべく、我が編集部が総力を挙げ見出した、その名も【顔探し選手権】改め【箱の中身はなんだろな選手権】
「なんだ、それは」と侮るなかれ。
この取り組みは、目標達成に積極的な意見を求めたい上司が、物静かな部下に発言させるための起爆剤になる(かもしれない)重要な挑戦である。
第7回は和菓子、旅まくら編をお届けする。
1.本日の会場のご紹介
こんにちは、起立編集部です。
引き続き、会議の重い空気を突破する企画を検証中の私たち。
想像力や、それを言語化する力が試される「顔探し選手権」をベースに、情報は商品名のみ!その商品がどんなお菓子かを想像する「お菓子想像選手権」や、箱に包まれたお菓子の原材料、形状などをヒントに商品を想像する「箱の中身はなんだろな選手権」にチャレンジしてきて、新たな気付きを得ました。
それは、頭に浮かんだイメージをイラスト化するというワンステップを経ることで、絵心はさて置き、良い意味でより活発な議論の場を創出できるということ。
必ずしも正誤が要求されるわけではないのに、アイディアを出すのに勇気がいる…。意見を述べるのに緊張する…。主張するという文脈においては、日本人的奥ゆかしさが邪魔をしてしまう瞬間もあるかもしれません。そうした、会議など初見の人々が集う場におけるアイスブレイクは場や人の緊張感をほぐす役割があり、逆にメンバーが入れ替わらない定例会議のアイスブレイクは、マンネリ化防止、立場に拠らない自由な見解を述べ合う役目を果たしてくれます。
アイスブレイクが、会議の目的達成への足掛かりに最適な取り組みであることを改めて認識した編集部。

今日は再び、次なる企画を生み出すべく【箱の中身はなんだろな選手権】を実践していく!
2老舗和菓子屋「両口屋是清」旅まくら
第7回、箱の中身はなんだろな選手権にノミネートされたお菓子は、1634年、江戸時代創業の両口屋是清さんの和菓子、旅まくら。

お店の歴史については、こちらの両口屋是清物語を熟読することをおすすめする。簡単にご紹介すると、約400年もの間、菓子を作り続けてきた同店は寛永11(1634)年、三代将軍徳川家光の治世に始まり、尾張藩の御用菓子所の老舗としてその名を確たるものとしてきた歴史がある一方で、戦時下の配給統制下にはあらゆる意義を挙げ、原料・資材の配給を受けながら計画生産を続け、空爆で店が焼け落ちても学校給食用のパンを作って生計を立てるなどして菓子作りを諦めずにきた苦労の歴史がある。
長い歴史の中で創意工夫を重ねる柔軟性や、脈々と受け継がれてきた職人技あってこそ、今なお愛され続ける菓子が生み出せるのだろう。
その想いや歩みはあまりに壮大で、歴史の教科書を読んでいる感覚になる。
今回、取り上げる菓子、旅まくらは、昭和25年の愛知国体において天皇・皇后両陛下の度のつれづれをお慰めする菓子として作られた昭和天皇陛下も喜ばれたとされる銘菓。今日こそは、厳かに会を進行し真剣にアイスブレイクとその後に控えたMTGに挑んでみたい。
3【箱の中身はなんだろな選手権】旅まくら編
第7回【顔探し選手権】改め【箱の中身はなんだろな選手権】
今日は「旅まくら」という、商品名から何かヒントが与えられている気がする名古屋銘菓が準備されている。
役者は揃った。
ルールは、ただひとつ。
箱の外観から中のお菓子がどんな形状、食感のお菓子なのかを想像し、イラストにおこしコメントを述べること。
今のところ、審査委員長は不在なので各々フリースタイルで実践していく方針である。
本日の主役のお目見え。
両口屋是清「旅まくら」

「志なの路」という菓子とセットになっている様子。せっかくなので「志なの路」は、また次回以降に取り組んでみたいと思う。
原材料は以下。

「ごまが入ってるから、東京土産で有名な『ごまたまご』みたいに、ごまが練り込まれた餡菓子なのかしら?」
考察を深める、おはなちゃん。
「だとしたら、商品名に『ごま』が付きそうな気がする…」
おもむろにペンを執ったKENSUKE。
「枕って、高さと通気性が大事なのよ。硬い、柔らかいは好みだけどねー」

ちょっと「枕」というワードに引っ張られすぎてない?ひろりんサン。
「目を細めるとモザイクって消えるからな!」
数十年前に身につけたという秘儀を繰り出す編集長。
「……ズルっ!(けど、それ、モザイクちゃいますやん笑)」
経費がない編集部。ATMとしてご活躍いただいている編集長のズル(秘儀?)には目を瞑るしかありません。
何が見えたのかはさておき、編集長も無事に描き終えたようです。
それでは、各自イラスト&コメントをどうぞ!
(エントリーNO.1 KENSUKE)
ボク、枕にこだわりがありまして…。ホテル枕の、あの、ふかふか感に包まれて寝るのが好きですね!ごまは、あんぱんの上というよりハンバーガーの上のごま感です。

(エントリーNO.2 ひろりん)
うちの枕、首のところがちょっと窪んでるの。職人さんが餡を包んでギュっと閉じたときの親指が残ってるイメージ。あ。ごまは…どこ行ったんだろう?

(エントリーNO.3 編集長)
旅のお供の枕だから、もっと明確に首と頭にフィットして、支えてくれる枕だと思うけどねぇ?

(エントリーNO.4 おはな)
皆さん、両口屋是清さんの歴史を踏まえたご意見ですか?!もっと400年の歴史を感じてください!

商品名に「枕」を冠していたことから、全員が「枕」を模したお菓子をイメージしていた。
それでは、お待ちかね…
\正解発表/
両口屋是清 旅まくら


北海道産小豆を使用し、丹精こめて作った本格派の茶通。
アクセントのごまがきいていて、ひとつふたつ…とお召し上がりたくなる愛らしい形の焼菓子です。
商品説明・写真はお店のHPより引用
「お。表面に、ごまが付いてるタイプかー!」
「形は、おはなちゃんの枕が近そうだね?」

食べてみると、外側の生地は薄く、噛めばもっちりとした餡と砂糖のシャリシャリした食感。思いのほか小ぶりながらも、ごまの風味が追いかけてきて味わい深い逸品だ。
今回、協議はしたものの結果的に4名中3名が、ごまの存在を表現していなかった。今後は、形状だけでなく味わいについても意見交換することで、さらなる議論が期待できそうだ。
4総評
【箱の中身はなんだろな選手権】第7回、旅まくら編、総評。
両口屋是清さんで販売されている和菓子「旅まくら」をめぐり、さまざまに意見交換をした私たち。
前回に続き、商品名や原材料、重量、外箱の形状から想像を膨らませ、さまざまな意見を出し合ったことにより、この後のMTGで各々ナイスなアイディアを連発し、有意義な会議を遂行したことは言うまでもない。
会議のマンネリ化や企画出しに悩むビジネスマンの皆さんは、ぜひ【箱の中身はなんだろな選手権】を取り入れてみてはいかがでしょうか。

こんな記事、読んでないで #仕事しろ
また、次回。お楽しみに!
おしまい
