会議の重い空気を突破せよ!【箱の中身はなんだろな選手権(をちこち編)】

「今日の議題は重いな…」
「どんな会話から始めようか?」
「アイディアが出ず行き詰まってしまった!」

 

会議、研修、打ち合わせなど人が集う場面において、ビジネスマンの悩みは尽きない。

そんな悩みを解決すべく、我が編集部が総力を挙げ見出した、その名も【顔探し選手権】改め【箱の中身はなんだろな選手権】

 

「なんだ、それは」と侮るなかれ。

この取り組みは、目標達成に積極的な意見を求めたい上司が、物静かな部下に発言させるための起爆剤になる(かもしれない)重要な挑戦である

 

第6回は和菓子、をちこちをお届けする。

 

1.本日の会場のご紹介

こんにちは、編集部です。

前回までの【顔探し選手権】【お菓子想像選手権】を経て、新たな「会議の重い空気を突破する企画」を検討中の私たち。やっぱり、どんなに良い企画もアップデートしていかなければ、読者の皆さんに楽しんでいただくのは難しい…。

 

ところで、前回まで我々、編集部の仕事内容、仕事のやりがいについて簡単にご紹介しましたが、今回は必要なスキル、向いている人の特長についてお話ししてみたいと思います。

 

編集の仕事に必要なスキルは多岐にわたります。

例えば「企画力」「ディレクション能力」「情報収集力」「文章力(日本語能力)」は必須です。他にも世の中の動向、流行にアンテナを張っておくことや、正しい情報を発信するためのリサーチ力も必要になってきます。

 

近年はインターネット(webメディア)の発達で、伝えられる情報の幅が格段に広がりました。そうしたメディアは雑誌や書籍などの紙媒体と違い、インターネット(ツール)を介して瞬時に手が加えられる利便性と同時に、安易な情報発信をも可能にしました。また、Webメディアの場合、より多くの方に読んでもらうために、SEOを意識したキーワード選定やタイトルづけなどをおこなうマーケティング施策に対する知識も必要です。

 

そういったことからも、編集者に向いている人は品質管理の役割を担い表記ミスなどないよう細かなことにも気づける人、世間の関心ごとにいち早く気づき常に新しいことに挑戦できる人だといえます。

ただ…

決して、私たち編集部が完璧な仕事をしていると豪語しているのではありません。ミスや失敗があれば、納期に追われる日もあります。心折れる出来事にも立ち向かいながら、お互いにサポートして業務を進行しています。

 

起立を通し、私たち編集部や編集の仕事に興味を持った方はぜひ、他の記事もご覧いただけたらうれしいです!

 

*****

 

そんなわけで、今日は、重苦しい空気を突破するアイスブレイク…ではなく、新企画【箱の中身はなんだろな選手権】を実践していく!

 

 

2.老舗和菓子屋「両口屋是清」の、をちこち

第6回箱の中身はなんだろな選手権にノミネートされたお菓子は、1634年、江戸時代創業の両口屋是清さんの和菓子、をちこち(お店のHPはこちら)。

両口屋是清物語「創業者、猿屋三郎右衛門の夢」によると

 

寛永十一(一六三四)年といえば、豊臣家が滅亡した大阪夏の陣から十九年後。天下は三代将軍・徳川家光の治世にあり、当時の尾張藩主は、徳川家康の第九子、義直。名古屋は、家康のお声がかりで開かれたばかりで、活気にあふれていました。この年、摂州大阪から、新天地を求めて名古屋にやってきたのが両口屋是清の創業者である猿屋三郎右衛門です。 三郎右衛門は、名古屋・上本町に家を借りると、近くの武家屋敷や商家を相手に饅頭を作りはじめました。

若い三郎右衛門の夢は、いつの日か藩の御用をたまわる「ご扶助の町人」になることでした。営業の独占など特権が認められる代わりに藩務を負担するもので、三郎右衛門は、御三家の筆頭、尾張藩の御用菓子製造を志したのです。

 

しかし、御用菓子の夢は、三郎右衛門の存命中は果たせませんでした。初めて藩の御用菓子をつとめたのは、三郎右衛門が亡くなった翌年、寛文十一(一六七一)年のことです。

(一部抜粋)

 

創業当時の数十年を切り取っただけでも、菓子づくりに対する想いや歴史にただならぬ気配を感じる。

 

さすが、徳川家御用達和菓子屋の代表といわれる両口屋是清さん。どうやら、名を連ねていた他の2つの和菓子屋は現在、廃業もしくは弟子によって新たな屋号で受け継がれているらしい。さすがに、ここでは語りつくせぬ歴史があるため、名古屋銘菓に興味がある方はこちらこちらをご覧ください。

 

さて、事前学習により和菓子への知見が深まったところで、今日は、いつも以上に自由闊達な意見交換を目指していこう。

 

 

3.【箱の中身はなんだろな選手権】をちこち編

第6回【顔探し選手権】改め【箱の中身はなんだろな選手権】

今日は「をちこち」という、知る人ぞ知る、名古屋銘菓が選ばれた。

 

役者は揃った。

 

ルールは、ただひとつ。

箱の外観から中のお菓子がどんな形状、食感のお菓子なのかを想像し、イラストにおこしコメントを述べること

今のところ、審査委員長は不在なので各々フリースタイルで実践していく方針である。

 

本日の主役のお目見え。

両口屋是清「をちこち」

古語で「をち=遠い」と「こち=近い」という意味の「をちこち」。はるかな山々の風情を意匠にしたという棹菓子らしい。

 

初見、仮名が上手に読めない私たちが「なちこち」だと思ってしまったことは、恥ずかしくてこれ以上語れない…。原材料は以下。

「うーん、小豆だから餡菓子なのかしら」と、おはなちゃん。原材料名から、箱の中に眠るお菓子をイメージ中だ。

 

すると、KENSUKEがおもむろに箱を振り始めた。

 

「この手の物はまず、持って重量を感じたり、振って中の音を確認したりするのが定石でしょう」

と、真っ当な見解が述べられるのを期待したのだが、その答えは…

 

「をちこち って『かちこち』っぽいすよねー?」

※本人はいたって真剣(笑)

 

「それ、偏差値35の息子と同じ発想だぞ!」

 

思わず、編集長のツッコミが入る。

 

「でも、会議は固定観念にとらわれない発想の柔軟性が大事だから!」

 

そう。

私たちは会議起こりがちな重い空気をブレイクするために、新たな企画を生み出し、検証している最中なのだ。どんな意見も大歓迎!!

 

こうして「箱の中身はなんだろう?」と想像を膨らませ、各人、思い思いの「をちこち」を描き始めた。

 

 

各自、描き上げたイラストがこちら。

 

(エントリーNO.1 編集長)

箱の中には実は小さな粒しか入ってないとかね…?

(エントリーNO.2 おはなちゃん)

山芋が入っているようだったので、ちょっとシャキシャキした感じの羊羹ではないでしょうか。

(エントリーNO.3 ひろりん)

逆に、山芋が入っててふわっとするんじゃない?

(エントリーNO.4 KENSUKE)

きんつばのデカいやつ!チーズちゃいますよ!!

山芋に惹かれた者が2名。

編集長はひねくれもの。

KENSUKEは絵心が…あるのか?!

 

それでは、お待ちかね…

\正解発表/

両口屋是清 をちこち

「え…!なんか、表層が粒々してるんだけど!!!!」

 

「何層かになってるね。真ん中の層は、粒あんっぽくない?」

 

真相を確かめるべく、お店のHPを調べてみる4人。

「めちゃめちゃ餡菓子じゃない!通りで重いと思った!!」

「もっと、単純なお菓子だと思ったら、すごく凝ってるし、洒落てるね。お土産にピッタリだ」

写真はお店のHPより

 

予想外の外見に、さらに盛り上がる一同。

こうして、編集部は、会議の重い空気を突破する新企画を生み出したのであった。

 

 

4.総評

【箱の中身はなんだろな選手権】第6回、をちこち編、総評。

 

両口屋是清さんで販売されている和菓子「をちこち」をめぐり、さまざまに意見交換をした私たち。

今日は、商品名や原材料、重量、外箱の形状から想像を膨らませ、箱の中身を予想したことにより柔軟な発想、自由闊達な討議ができることを検証した。今回、生まれた企画は我々の編集部会議でも活用していきたい。

 

そして、会議のマンネリ化や企画出しに悩むビジネスマンの皆さんは、ぜひ【箱の中身はなんだろな選手権】を取り入れてみてはいかがでしょうか。

こんな記事、読んでないで #仕事しろ

また、次回。お楽しみに!

おしまい